薩摩切子は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産した切子ガラスです。
長崎から伝わった切子は初め大阪で作られ、やがて江戸に伝わり江戸切子として花咲きました。
さらにその影響を受け、厚被せの色ガラスに切子加工された薩摩切子が誕生し、その高い技術は世界的にも知られました。
しかし、文久三年の薩英戦争で薩摩切子は一瞬にして廃絶したのです。
当時作られた薩摩切子は、現在150あまり見付かっており、サントリー美術館などに百数点が 保管されてます。
当時の江戸切子は、江戸の町にあったいくつもの小さな公房で作られました。
無色透明のガラスに 職人の手で丹念なカットが施されています。
そして高い屈折率を持つ鉛ガラスで作られているため、光を当てるとまるで、プリズムのように虹色の光を生み出します。
薩摩切子は、28代藩主 島津斉彬が切子を藩の重要な産業として始めました。
薩摩切子の大きな特徴は、削られた面に現れる「ぼかし」です。
透明なガラスの上に色ガラスを 被せて作る「色被せガラス」。
それは当時、全国で唯一薩摩藩だけが持っていた技術でした。
分厚い色ガラスの層を削ると色の層が下に行くほど薄くなり「ぼかし」が出来るのです。
そして「ぼかし」とともに「大きく深いカット」も薩摩切子の特徴です。
お祝、内祝い、お返しなどのギフトに喜ばれています。
▼サイズ 約 径58×H100mm ▼容 量 約 120ml ▼原産国 日 本 1点1点手造りのため、色の濃淡や多少の泡などが混入している場合がございます。
掲載画像の色目や質感には、出来る限り配慮しておりますが、 ブラウザや個々のモニターの特性等の関係により正確にお伝え出来ませんことをご了解ください。
完売、生産終了の場合はご了承くださいませ。
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ご了承願います。
紙袋は、ご用意しておりません。
メーカー希望小売価格はメーカーサイトに基づいて掲載しています ハンドメイド(手作り)に拘った名工の技が映える薩摩切子。
ずっしりとした重さが、より一層深みを増します。
「切子」とは、ガラス工芸であるカットガラス(表面に文様を刻み込んだガラス)の和名です。
日本では「江戸切子」「薩摩切子」という二つのガラス伝統工芸があり、江戸時代に長崎を経て伝わった切子(カットガラス)が、大阪へ伝わり、江戸で「江戸切子」として花開きました。
その後、薩摩藩が藩の事業として切子ガラスに取り組み「薩摩切子」が誕生しました。
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